「夢」は自分の自由の追求である。しかし自分が見たい夢なのかそれとも人に見せたい夢なのか

徒然

僭越ながら森博嗣さんの小説は読んだことがないのですが

森博嗣さんという作家さんの書くエッセイには興味があったので図書館で借りて来ました。

夢の叶え方を知っていますか?

と言うタイトルなのに

「僕は職業の夢を持っていなかった」とさらりと言う。

てっきり作家になって夢を叶えたことが書かれてるかと思ったら

作家はバイト感覚で夢ではないと言ってる。作家はバイト?

どういうこと?

面白くて読み進めてしまった。笑

この本を読むと「夢」について考えさせられます

夢とは誰の何のためのものなのか?

森先生は言います。

「職業的な夢は他者との競争になる」

職業的な夢には時間的な制限がある。若いときでないと実現できない夢もある。例えばアイドルになる、スポーツ選手。多くの職業は年をとってからつくのは難しい。

「趣味的な夢は競争はない」

趣味だから人に勝つ必要がない。楽しむことが目的なら何歳からでも可能。

とは行っても趣味の分野で競争がないわけではない。意地の張り合いもある。

こうして自分の夢に他者が介入してくる。

他者に認められて夢を実現したと考える人が多い。

自分の夢なのに他者との関係が入り込みこれが主になっている。

「夢」は自分の自由の追求である。

しかし自分が見たい夢なのかそれとも人に見せたい夢なのか

一度じっくり考えることをお勧めする

これは陥りやすい問題なんでしょう。

欲しいと思っていた高級な時計を買う。みんなが羨むブランドの時計だから買って誰かを驚かせたい。

周囲を意識してしまう。

他にも家を買うのが夢だった。

一等地の高級マンションを買ったらで羨ましがれるだろうけどそんなお金はない。

夢は叶わない。

そもそも本当に欲しい家とは?

夢は他者が入るとずれる。

森先生は言います。

「自分には夢がない。

実現が難しいと言うとき多くは他者に依存した夢であることが原因だ。

誰か自分を満足させてくれと訴えている姿がそこにある。

それを夢と勘違いしている。」

私の話ですが長年鑑定の勉強しています。

これは趣味。多分死ぬまで続けている。笑

好きで勉強している。

「鑑定を仕事にしようと思っているの?

それだけで生活するのは難しいから他にも探したほうがいいんじゃない?」

と言ってくる人がいる。

私は鑑定だけで生活したいと言っていないのに。笑

好きで勉強している。

趣味でどの程度稼ぎたいか。稼ぎたくないか

どのくらい認められたいか。認められたくないか。

自分の心と向き合って折り合いをつけなさいと森先生はおっしゃっているのだと思います。

自分が本当は何がしたかったのか。

人の評価を考えてブレないように夢は気をつけないといけません。

作る夢のすすめ

森先生は作ることをすすめています

何かを作ってみよう

夢の基本は作ること

なんでもいい

文章を書く、絵をいい、料理をアレンジして作る

ですが夢のかけらが商品化されたことが人の夢を奪ってしまった。

マイナーなものが商品化され「あなたの欲しいものはこれでしょうと商品を買わせる」

ここ、読んでいて唸りました。

最近マニアックな、痒い所に手が届く商品が商品化されているんですよね。

それを私は呑気にすごい時代になったものだなと喜んでいたのです。

マイナーな商品のおかげで

作らなくなった。

工夫しなくなった。

欲しいものがないから工夫して作っていたんです。

自分で作る楽しさ

作る楽しさについて森先生に言われて思い当たることがあります。

私は先月、家の壁を塗りました。

ペンキを塗った翌日は首が痛い。腰が痛い。

翌日はぐったりしている。

実際にペンキを塗ると、マスキングの重要性がわかった。

塗るコツもわかってきた。

マスキングをしっかりしていないと汚らしい仕上がりになる。笑

ホームセンターに行ってま道具を買い足すうちにペンキ塗りのコツがわかってきた。笑

玄関からキッチンまで壁を塗った。

トイレも。

すっかり部屋が綺麗になって心地よい。

もともと古い家なので綺麗になってもせいぜい中古家をリフォームした程度。

お恥ずかしいので写真はアップしません。笑

でも

すっごく楽しかった。

自分で綺麗にしたという満足感も爽快感も半端ない。

業者に頼んで綺麗にしてもらえば早いし綺麗だろうけど。

なんでもやってもらえる時代ですけど

自分で試行錯誤して

工夫した時間は得難いものだった。

完成した時の充実感は格別です。

ものを作ることは楽しい。

先生の言う通りですね。

いいねもらわなくても問題ない。笑

自分で自分の家を作り上げていくのは楽しい。

今度は板を買ってペンキを塗って棚を作りたい。笑

次々塗りたいところが出てきて困ってます。

「本当に自分の夢か?」

この二つが夢を手に入れる必要最低限と森先生はおっしゃっています。

・自分の夢であるか

・次に夢へ向かう道を自分で見つけること。

この本は

楽しさは買うもの?

満足しているけれど何か物足りないと思っている人

夢と他者の評価がごちゃごちゃになってしまった人

夢について冷静に考えたい人にオススメしたいですね。

私自身夢が叶っていないと思っていたのは他者が介入していたからだと気づきました。

他者を省いてバランスを考えたら既に実現している夢がありました。笑

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